カバーの欠けた本

Kosho Liset

2009年12月20日 08:27

[書名] 綴方作文の先覚 峰地光重
[解説] カバ欠 天小口埃シミ少線引 初版 B6
[著者] 佐々井秀緒 峰地利平
[出版元] あゆみ出版
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和59
[お届け先] 埼玉県

カバ欠とはカバーの無い事。画像は扉頁です。(表紙を捲ると、白紙の見返頁、その次の書名や作者名がある頁の事)

本の「見て呉れ」でなく、中身が良いと思えば、カバーや函がなくてもご注文があります。



古本屋の本は、すべて蔵書家からの買い取りだから、誰から買ったのかは結構記憶に残っている。

この本は、6年前の京都であった古本市で落札。桜が満開で、熊本の古本屋さんと一緒に楽しく飲んだ思い出があります。市場の会場で、熊本の古本屋さんが教育書一山を指さし「(落札価格が)そんなに高くないよ」とこっそり教えて下さった。京都のある大学教授の膨大な蔵書でした。



[書名] 初級構造力学の解き方
[解説] 裸本 初版 A五
[著者] 渡辺耕策
[出版元] 昭晃堂
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和34
[お届け先] 宮城県

こちらもカバ欠のため、扉頁の画像。
いつもお世話になっています、宮城県の常連さんからのご注文。



実は、長崎の造船所で働いていた伯父さんの蔵書。
やや、複雑な気持ちになります。



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