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Posted by チェスト at

2012年01月30日

ブックデザイン

今日の午前中は所用で外出。

内方は、出張読み聞かせ会から帰る途中だったので、中山町の「kinenbi」さんで待ち合わせ。
「nest coffee」さんと久しぶりに会えました。
相変わらずお客様が多いです。

とその時、携帯に「六花窯」さんから電話。
『愛着のないモノだけを☆ニワノ市』は、名前を変えて本格的なイベントになるようです。

リゼットは、本ではなくちょっと面白い物を出そうと思います。

その、ちょっと面白い物を六花窯さんに見ていただきました。
ウンいい反応でしたヨ。



『月の舟』さんともバッタリ。
『レトロフト book passage』は、源氏物語の本を沢山出しますとお話ししました。
『月の舟』ご夫婦にも是非喜んでいただきたいのです。

それで、午後からは、溜まっていた源氏関係の本を引っ張り出す。



大正6年刊行の本。極美です。口絵は素敵な版画ですよ。

やっぱり本は、装丁やブックデザインを含めて「本」ですよね。





こちらは、70年代の香りプンプンの清水邦夫の本です。


数日前、店に来られた若い男性が『あらかじめ失われた恋人たちよ(清水邦夫 脚本)』を買われたのです。
「へぇー、若い人も買うんだ」と意外でした。

その方に「映画は楽しかったですよ。桃井かおりもですが、石橋蓮司が強烈な印象でしたよ」と、年寄りの余計な自慢話を。おつき合いサンキューのお疲れさんデシタ。



古本屋にとって、売れない最右翼のジャンル『文学』。

ゼンゼン無視無視カタツムリ状態か、はたまた大好評を博すか。

源氏物語の本棚の反応が楽しみです。



  

Posted by Kosho Liset at 17:28Comments(0)古本屋の視線

2012年01月29日

free magazin (classic camera)

かごしま近代文学館1階「本好きの本好きによる本好きのための気ままにランキング」コーナーが、私から鹿児島在住の天使こと「松山千鶴子」さんにバトンタッチ。

テーマは「花好きに贈りたい本best5」です。
澁澤龍彦、荒俣宏などがご紹介されていました。

詳しくは、下記ブログでどうぞ。2011年12月28日のブログです。

http://kinmeru.exblog.jp/



昨日、フリーマガジン「classic camera」が届きました。



下記の、「二次元読書」で読めますのでご覧になってくださいね。

http://www.nijidoku.com/

広告が…、『歴史を語る会のメンバー』が協賛しています。リゼットは最後の頁です。
「Region」最新号も面白かったですよ。




次々と、ナイスイベントがある「レトロフト」さんですが、先週は、『ルネッサンスのセレブ☆ざくろ文様』プチ講座に伺いました。

http://blog.retroftmuseo.com/

また、1週間前は『レトロ市』にも伺いました。
テーマは『愛着のあるモノだけを☆レトロ市』です。

名山町の「R STANDARD」君は、アタシより5分遅れで会場に到着。
アタシが持っていた写真立てを見て、残念がっていました。イッヒッヒ!!

「R STANDARD」君のブログです。

http://blog.livedoor.jp/r_standard_project/


素敵なポリシーをお持ちの「レトロフト」さんです。
1階の『レトロフト book passage』も図面が出来上がったようです。


そんな中、電話で「『愛着のないモノだけを☆ニワノ市』やらなぁ~ぃ」と。
ホント「歴史を語る会」の名前は「平成版 生活向上委員会」に変えようかな……。
近々『臨時・ニワノ市』があるかも。(まだ、決定ではありませんので)



  

Posted by Kosho Liset at 11:54Comments(0)古本屋の視線

2012年01月23日

地球よとまれ、ぼくは話したいんだ

先々週、先週とご来客が多く感謝申し上げます。

土曜日は、遠方からいかにもお嬢様としか言いようのない若いお二人も。
滅茶苦茶状態の本棚に、「弊店は、ただ今引っ越し準備中につき…」と言い訳を。

サブカルチャー本棚にご案内したら、1冊ご予約。
『ブックパサージュ』第1号の「予約本」になりました。


さらに、旧ソビエト連邦から独立した小さな国に留学されていた近所の先生がご来店。
先日北九州市会で連れて帰ってきた『有名書店の古いブックカバー』に話が弾みました。
リネンのレースと可愛いマリア像をお土産にいただきました。
娘が大感激。



てなわけで、いよいよ『ブックパサージュ』メインコーナーの一角になるサブカル本の清掃、値付けに突入。





若い頃買った本が、そのまま残っていました。

やや未練があるけど、若い方々に読んでいただいた方が本も喜ぶでしょう。



今週から、いろいろやるべき仕事もあり、ちょっと忙しい1週間です。


  

Posted by Kosho Liset at 14:21Comments(1)

2012年01月18日

古本屋の世界…

15日は北九州市で「九州大市会」が開催されました。

鹿児島からは「つばめ文庫」「ブックノーツ」と私が同人(市場の運営のお手伝い)で、「廣文館」さんは日帰り、「あづさ書店」さんは出品のみと5店舗の参加となりました。

大量の本が出品されましたが、中でも著名映画評論家の蔵書は、半券からポスター、雑誌、書籍とバラエティに富み、見るだけでも楽しいスペースでした。
関西から参加された、映画専門古本屋さんの落札金額には驚きましたよ。


珍しい児童書の復刻版がいくつか出品され、これらは東京から参加された古本屋さんの圧倒的高値落札に「……完敗」。
欲しいものは本気どころか死ぬ気でないと。
この復刻版たちは、初めて見たものばかりで『売値』の見当が揺らぎ、その弱気が、ここら辺が経験(=良書を見た数)の差なんですよね。

さらに泣きっ面に蜂が、福音館の復刻絵本と岩波少年文庫の特装版も「なんでぇ~!!×??」と負けてしまったのですよ。
この高値落札は誰だ!!、と見たら「ありゃりゃ○○○文庫」でした。
思わず「落札金額は売値だョ(=何すんねん)」と(笑)。


古本市場は、本当に何が起こるか分からないし、起こったら起こったでこれも又楽しからずやです。


14日の夜は熊本の古本屋さんたち、15日の夜は50名近くの古本屋さんと飲み会。
20代、30代の若い古本屋さんが増えて、それは楽しい飲み会でした。

『アマゾン』をメインで販売している古本屋さんの考え方には驚きます。
『日本の古本屋』に出品する物についてのアイデアとかも、さらに驚きましたよ。

古本屋の世界は、市場ではライバルですが、それ以上に仲間という感覚なのです。


九州の若い古本屋さんの元気に、刺激をいっぱいいただきました。
そして、いつもお世話になっていますベテラン古本屋さんもお元気なご様子でした。

お疲れさまでした。そして有り難うございました。


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『レトロフトMuseo』さんのイベントご案内です。





1月22日(日)新春レトロ市 11:00~17:00 

       「大切にしていたものを、大切にしてくれる人へ」
        デザイナー、趣味人などが、選りすぐりの品を出品する
        セレクトリサイクルマーケットです。思わぬ掘り出しものに出会える
        かもしれません。


1月26日(木) 第18回レトロフトプチキャンパス 19:30~21:00
         イタリア染織紀行 Vol. 2
~ ルネッサンスのセレブが愛した「ざくろ文様」~    

詳しくは、ブログをどうぞ。昨年の様子もございます。

http://blog.retroftmuseo.com/



   

さて、先ほど書きましたが『つばめ文庫』さんの書評です。
15日の日曜日に掲載されました。
そして、あと1回を残すだけになりましたね。
よく頑張りました。





風邪は少し良くなってきましたが、夜中の咳がひどくて熟睡できない数日です。
皆様も気をつけてください。


  

Posted by Kosho Liset at 14:33Comments(0)古本屋の視線

2012年01月12日

ご無沙汰でした…

県外の古本屋さんから「夜逃げでもなされたのでは…(嘘)」とメールが来ましたので。
近況は、昨夜から急に風邪気味に。くしゃみばかりしていました。


今年は、お尻に火がついたように仕事をしています。

ひたすら、本の掃除と値付け作業。
そして「日本の古本屋」に出品している本の価格見直しと削除作業。

約1500冊ほど削除しました。
よくもまあ、サボっていました。
これは、1度7500冊まで登録を見直した方がよいかも。

それにしても、10年前の相場と今の古本価格の違うこと。
本が欲しい方読みたい方にとって、今は天国だと思います。
その分、古本屋は地獄です。


7日は、鹿児島市内の古本屋が集まり新年会。
今度、早期退職される古本屋開業希望の方のお人柄を見ていただきたいのを兼ねて。

天文館に店を出したいそうです。

ブックノーツ、ブックパサージュ、そしてその方と。
天文館に3店舗古本屋が開業する年になりそうです。


つばめ文庫さんのブログのように、14日~16日は北九州市で『九州大市会』が
開催されます。
昨日は、宮崎の古本屋さんから1店舗参加のメールが届きました。
たくさんの古本屋が集い、活発に情報交換が出来ればと思います。


10日付、南日本新聞記事「地域を支える本屋さん」に古書リゼットも紹介していただきました。
「ブックパサージュ」の事も書いていただきました。
準備が進まず少し焦っていますが、頭の中ではイメージが膨らんでいます。

いろいろな方と一緒にイベントをしたいなと思います。


それでは、北九州の市会に行ってきます。
高速道路のパンクのトラウマが抜けないのですよ。


  

Posted by Kosho Liset at 12:26Comments(0)古本屋の視線

2012年01月01日

一年の計は簡単に…



今年もよろしくお願い申し上げます。

鹿児島は、暖かいお正月になりました。
大晦日はストーブを使わないほどでした。


年末、古本屋開業講座に参加された方が「組合に加入したい」と来られました。
早期退職されるそうです。
私と同年代です。

みんな、いろいろな思いがあるのです。
本当に頑張って欲しいです。
応援します。


この数日、本の整理が進みました。
店の改装で、文庫と新書、そして読み物関係を約5000冊処分した事、ちょっと後悔しています。
残った本たちは、ホントネット向けの本ばかりです。
さらに、店で売れない自然科学の多いこと!!

「哲学」「宗教」は、ほぼ値付けが終わりました。
「文化・人類学」「民俗」「風俗」って本を見たら勘で分けられるけど、いざ理屈では区分は難しいですね。
このジャンルは、古書リゼットの見せ場の一つになります。
何冊準備出来るか楽しみです。


一年の計は『日本の古本屋』の登録件数12000冊を見直しする事。
そして、1万冊にする事。
簡単そうで、難しい作業です…

とりあえず3日間、尊敬申し上げる小原庄助さんにあやかります。

それから、ガンバリます



  

Posted by Kosho Liset at 08:07Comments(0)古本屋の視線