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Posted by チェスト at

2010年11月29日

慈眼寺ガーデンマーケット 夢のように

慈眼寺ガーデンマーケットは、出店するダンナさんたちが、雨男ズンベ(鹿児島弁=多い)なのに良い天気に恵まれました。

ホント、昨年と変わらないくらいのお客様で賑わいましたよ。
ご挨拶が足りない事もございました。
お詫び申し上げます。









写真を撮る時間もないほどで。(下手くその言い訳ですが)


クリスマス絵本と、クリスマスの絵がある紙切れ素材は、お陰様でほとんど完売いたしました。
それと、ビックリされたと思いますが、300枚ほど持っていきましたDVDも喜んでいただきました。


地元紙記者の方と久しぶりにお会いして、鹿児島古書籍商組合のイベントのご協力をお願いしました。
興味を持って下さったみたいで。ヨカッタ。


是非、来年も開催できたらと心から思います。


さてさて、打ち上げ会です。

「小さな絵本美術館アルモニ」さんと、これまた久しぶり差しで飲みました。(ご主人様ホッタラカシで)
話題は、電子書籍の事です。
アルモニさん。さすが!! 電子書籍に対抗する手だてがスラスラと。

「じゃあ、電子書籍を著作権者にお願いして、自分たちで製本すればいいよね」
「エンボス仕上げもいいね」
「チリメン本だったら、絶対電子書籍はかなわないね」とか。
「製本」にこだわるのは1つの対抗策かもしれませんね。

ついでに、鹿児島古書籍商組合に加盟しようかな、とも。


なんか、アタシも新刊書店を始めたくなりましたよ。今日のアルモニさんの選びきった絵本たちを見て。



もう、夢のように1日が過ぎました。

有り難うございました。


※チリメン本-ちりめんの布地に似ていますが、和紙で出来ています。明治大正期には絵本の紙にも使われ、その手触りや、木版の色遣いは外国人のお土産に人気があったそうです。





  

Posted by Kosho Liset at 18:35Comments(0)古本屋の視線

2010年11月27日

絵本1000冊に出会う

木曜日は、九州各県の古本屋が集まった会議に参加しました。
かつて、九州で大きな古本市がありとても賑わったそうです。

古本屋の組合に新規加入された方に、市場の意義をもっと知っていただきたいという事で、ある事業が議決されました。

そして、懇親会。
長崎の若手古本屋さんと、つばめ文庫さんの話しで盛り上がりましたよ。
飲み過ぎの極み、ホテルで死に体。

翌日、二日酔いのまま福岡組合さんの特選会に。
市会が始まるやいなや「絵本作家を目指した方の蔵書処分の話しがある」と。

もう、気もそぞろ。

とにかく、全部持って帰りたい。


ところが、私の出品した本たちが、『ボー(古本屋用語=落札無の事)』ばかりで、もう頭はパニック。

そこで、今年福岡組合に入った方(先般、鹿児島の私の店に来られた方でした)や、佐賀組合の新人さん、福岡の古本屋さんに処分を依頼(ホント助かりました感謝!!)。

車を空っぽにして現場到着。



絵本も、古本屋からすると「人気の絵本」「人気はないけど、内容の良さで持っていたい絵本」「問題外の外の絵本=駄本」と分かれる。

処分される絵本たちは、その『筋の良さ(古本屋用語=古本屋好み)』は、まさに絵本プロでした。

そして、その数約1000冊。


車のタイヤが目一杯凹む。
ヒヤヒヤの気持ちで一路鹿児島に。(高速では、ずっと恐怖面でした)


さすがに、古書リゼットの絵本担当の内方(うっかた=かあちゃん)も、全くケチがつけられない。




久々の『復刻マザーグース』もありました。
画像は「ケイト・グリーナウェイのマザーグース・なつかしいわらべうた」



明日の「慈眼寺ガーデンマーケット」には、この絵本たちを出す事は出来ませんが、お店で見ていただきたいと思います。


さあ、「慈眼寺ガーデンマーケット」の準備を始めます。



この出張は、きっと思い出に残ると思います。





  

Posted by Kosho Liset at 07:06Comments(0)古本買取日誌

2010年11月24日

福岡の古本市に

25日~26日は、福岡県古書籍商組合博多市会特選会に参加いたします。

「日本の古本屋」からご注文のお客様には、ご迷惑をお掛けいたしますが、
どうぞご了承のほどよろしくお願い申し上げます。




重ねて、「慈眼寺ガーデンマーケット」のご案内


今年も素敵なショップが集まります。天気は今のところ良さそうです。

キッズショップも準備オーケーです。キッズメンバーが増えて、みんなワクワク
しているようです。


http://gardenmarket.chesuto.jp/










  

Posted by Kosho Liset at 15:14Comments(0)古本屋の視線

2010年11月22日

もうすぐ、慈眼寺ガーデンマーケット

出店する私たちも楽しい「慈眼寺ガーデンマーケット」です。




お馴染み、リゼットの紙切れ素材です。クリスマスのディスプレイにどうぞ。




クリスマスキャロルはいかがでしょうか。




クリスマス絵本も準備できました。






「山形屋デパートMONOフェア」でも喜んでいただきました、1920年代~1950年代の
タブロイド紙や新聞です。


まだまだ、出したいものが沢山あります。
そして、皆さまに感謝を込めての300均と500均も考えております。

どうぞ、お楽しみに!!




慈眼寺ガーデンマーケットのブログです。

http://gardenmarket.chesuto.jp/





  

Posted by Kosho Liset at 18:09Comments(0)古本屋の視線

2010年11月21日

鴎外の恋人~百二十年目の真実

我が家はテレビを見ないのです。

娘も「サザエさん」とか「ちびマル子ちゃん」も幼い頃から反応しないのです。
ただ、変なところは親に似て「あたしンち」は好きでしたが。


しかし、新聞のテレビ欄は毎日見ます。気になったのは録画しますが、先日のBSテレビ『鴎外の恋人~百二十年目の真実』は家族全員で見ました。2名は正座、1名は布団に入りながら。


森鴎外の小説「舞姫」の主人公『エリス』のモデルは誰だったのか。
これについての番組です。

下記に新事実の記事がありました。

http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY201011110203.html


番組の最後に衝撃的な事があって、親である鴎外が名付けた子どもたちの名前。
そして、新事実で明らかになった女性が名付けた子どもの名前。

う~ん スゴイ!!!

もう、これだけの感想で。

内方(うっかた=うちの御方=家内の鹿児島弁)は、まだ今日も感動中であります。



そんな中、内方と娘に「実は、森鴎外の娘『小堀杏奴』の自筆の葉書(内容は時候の挨拶程度です)を持っている」と話しをしたら、今のところ「さすが古本屋」と尊敬されている状態でございます。



森鴎外の本は売れないからと、処分続けていた自分が恥ずかしい……です。
かといって、この手の本たちを持ち続けていたら、たちまち地震発生後後頭部強打の即死確実で。


現在の古本屋は、良書までも処分する難しい業界になりました。



  

Posted by Kosho Liset at 14:07Comments(0)古本屋の視線

2010年11月19日

サブカルチックな

[書名] テレビジョンエイジ 1970年代を支えた100人のTVスター
[解説] 22巻2号
[著者]
[出版元] 四季出版
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和54
[お届け先] 東京都


お電話でのご注文。
お名前を伺い、ビックリ仰天。
有名なテレビプロデューサー様でした。




1979年2月1日発行。結構サブカルチックな雰囲気です。
この手の雑誌ならば、買い取りしたくなります。



同じ頃に、幻影城の『絶体絶命』という雑誌が、短い期間でしたが出ていました。

筒井康隆、横田順彌、鈴木いづみ、荒木経惟、手塚治虫、赤塚不二夫、横尾忠則、大林宣彦 等々
何とも本格的サブカルだったのです。

実は、手放してしまって、それ以来出会わないのです。


持っておられる方がいらっしゃればご一報を。

特に、「ヘヘ ヘィ百恵ちゃん」という山口百恵特集の号が欲しいのです。



来週は、九州各地の古本屋が集まり、特選市があります。
このブログに気がついた古本屋さんで、持っていたらよろしくお願いします。
1冊500円で!!!


  

Posted by Kosho Liset at 16:45Comments(0)ご注文品

2010年11月17日

街の古本屋入門

[書名] 古事記假名字の音価 琉球語との比較
[解説] カバ A5
[著者] 山田實
[出版元] 私家版
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和52
[お届け先] 埼玉県



「私家版」とは、個人で刊行したという意味です。そのため、定価の記載がない事もあります。

ある鹿児島の女性の私家版に定価が42000円と。
どう考えても、誤植だろうと思い840円に。
そしたら、ある方が慌てて買って行かれた。
昔のデパート催事での出来事です。

まあ、「アマチュア・セドリ」なんでしょうけどね。いやはや何ともです。



[書名] 琉球見聞録 付録 琉球三免録・東汀随筆続編
[解説] 函
[著者] 喜舎場朝賢
[出版元] 至言社
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和52
[お届け先] 奈良県

[書名] 神女 (のろ)
[解説] カ帯
[著者] 大城立裕
[出版元] 筑摩書房
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和60
[お届け先] 奈良県







「琉球見聞録」は高価な本です。
先ほどは、お電話恐縮申し上げます。有り難うございました。



古本屋開業は、インターネット販売が容易に出来るようになり垣根が低くなっています。
九州でも福岡組合さん、熊本組合さんが「古本屋開業講座」を開催しています。

鹿児島でもやってみたいなと思います。
年が明けた頃、ご案内の予定です。

公的機関が開催しています起業講座のような感じではありませんので。
要はマニュアル化し難いところが、古本屋の魅力なのですから。
だから、鹿児島古書籍商組合の会員に集まってもらい、個別にもお話しが出来るように考えております。



「全古書連ニュース」から、ちょっとだけ、先日東京での古本屋開業講座の様子を。

質問-本が好きな事が古書店経営に適しているか?

答え-本が好きな人と、ビジネスの感覚は50対50の割合の人が大成している。どちらかに少しでも偏った人は……泣かず飛ばず……。

だそうです。

でも、この質問は、開業前の一番の心配事だと思います。




本は、厭というほど集まります。
毎日、この本は後世に残すのか、今すぐツブす(古本屋用語=処分する事=トイレットペーパ)のか、この判断が古本屋の醍醐味ですよ。




前々回でしたけ、夢野久作の「ルルとミミ」について『バラ色の雲』さんから、お話しと画像も掲載して下さいました。

http://roserose.chesuto.jp/


福岡の教育機関が刊行した本だと思いますが、私は売ってしまいました。
また、いつか出会うと思います。


この感覚が古本屋なのかも。






  

Posted by Kosho Liset at 14:39Comments(0)ご注文品

2010年11月16日

古本屋の忘年会

[書名] 自由恋愛と社会主義 社会問題叢書第七篇
[解説] 函 函背通見返等2ヶ所蔵印有 初版 B6
[著者] 守田有秋
[出版元] 文化学会出版部
[価格] 秘密
[刊行年] 大正14
[お届け先] 栃木県

時は大正ロマン。かなり大胆な論文のようです。
ジョルジュ・バタイユの「エロティシズムとは死に至るまでの生の称揚である」まではないようです。
ちなみに、最後の一文は「婦人問題が解決しないうちは、あらゆる問題が未解決の儘残る」





昨日は、鹿児島古書籍商組合の忘年会が薩摩川内市でありました。


今回も、あづさ書店創業者のS氏に講演をお願いいたしました。
つばめ文庫さん、夢の棚さんによりますと、夕方6時から始まったのですが、S氏の講演終了時間は、午前4時半だったそうです。
実に、熱心にお話しいただき有り難うございました。
それ以外のメンバーは、先に寝るという失礼申し訳ありません。

で、部屋は修学旅行モード。この部屋、なんとなく可笑しい。



薩摩川内市です。当然のように『村尾』が。一晩で一升瓶3本が、ほぼ空っぽ。



講演中のスナップ。講演しているのですよ。マイクがあるでしょ。





翌日、S氏はつばめ文庫さんのお店を初視察。

「…………………………………」


古本屋休業中のS氏、かなり刺激があったようです。

県外の古本屋の皆々様、S氏の動向に注目!!。





  

Posted by Kosho Liset at 14:08Comments(0)ご注文品

2010年11月14日

珈琲豆を挽いて

[書名] 伊波普猷全集 全11巻揃
[解説] 函 函背、天に経年のヤケ A5
[著者] 伊波普猷
[出版元] 平凡社
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和49
[お届け先] 沖縄県

沖縄の古本屋さんになかったのか、鹿児島の古本屋にご注文いただきました。
かなり高価な本です。
有り難うございます。





「時ノ喫茶店」で「香煎」さんから珈琲豆をいただきました。

20年ぶりだと思いますが、 グラインダーを押入から引っ張り出して1時間ほど清掃と調整。
娘と一緒に豆を挽きました。
数回は失敗しましたが、段々慣れてきたのか結構なお味になりましたよ。



木曜日は草牟田墓地に墓参り。かなり登ります。
ずっと気になっていたのですが、隣の墓石にも私の先祖の名前があるのです。
その隣の墓石には、市役所の看板が立ち「2年以内に連絡がなければ無縁墓に移します」と。

少し花を置いて、内方と拝む。

すっと涼しい風が吹いてきました。




たった今「日本の古本屋」からご注文が来ました。

[書名] 教育法学と教育裁判
[解説] 函 見返蔵印有 再 A五
[著者] 兼子仁
[出版元] 勁草書房
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和44
[お届け先] 愛知県

数日前から、店の整理を続けていました。今朝は教育関係の本をチェック。
この本を触ったとたんのご注文です。



古本屋同志の会話で「本を触ったら綺麗になる」とか「本を触ったら注文が来る」と。


前回の、電子書籍は変な文章でしたが、なんというのか「目に見えない力が本にある」と、時々経験をします。





  

Posted by Kosho Liset at 14:16Comments(0)古本買取日誌

2010年11月09日

あれこれと考え中です

[書名] 南西諸島産有剣ハチ・アリ類検索図説
[解説] 函ビニカバ 美品 B5
[著者] 山根正気 他
[出版元] 北海道大学図書刊行会
[価格] 秘密
[刊行年] 平成11
[お届け先] 石川県



図書館からのご注文。
いかにも古本屋好みの本で、大手出版社の図鑑とは違いますね。


今月の半ば、九州の古本屋が集まり会議があります。

それについて、有名な古書店さん事「謎の大男」様からメールがありまして「一献」のお誘いと、そして、電子書籍についての問いかけがありました。
つい数日前の新聞に、紀伊國屋書店が電子書籍販売を始めた事が掲載されたばかりでしたので、いよいよ始まったな、と思っていた矢先でした。

目先の問題として「一献」を実現したいのですが、これは、つばめ文庫さんに「唐津ツアー」を組んでいただいたら、なお一層楽しくなりそうで…。


-近未来-
グーグルや電子書籍の会社がその事業を進めるため、その戦術として古本屋から絶版書籍を大量に買い漁る事態が密かに進む。

-その数年後-
経済不況真っ只中の日本で、古本屋業界がかつて無い売上を達成する。古書リゼットも年商5千万円のウハウハ状態に。

-その数年後-
過去の書籍がほぼ電子化され、グーグルや電子書籍の会社の事業が完了する。

-その直後-
日本から古書店がほぼ消滅。
困り果てた古書リゼットは、近くの木ノ下川に佇んでいると、ドンブラコと太鼓が流れている。拾ってみると、それは火焔太鼓だった。
古書リゼットは、火焔太鼓を1億円で売り楽しく余生を送ったとさ。


以下、「青空文庫」より少しコピーしました。

「ルルとミミ」夢野久作


 むかし、ある国に、水晶のような水が一ぱいに光っている美しい湖がありまして、そのふちに一つの小さな村がありました。そこに住んでいる人たちは親切な人ばかりで、ほんとに楽しい村でした。
 けれどもその湖の水が黒く濁(にご)って来ると、この村に何かしら悲しいことがあると云い伝えられておりました。
 この村にルルとミミという可愛らしい兄妹(きょうだい)の孤児(みなしご)が居りました。
 二人のお父さんはこの国でたった一人の上手な鐘造りで、お母さんが亡くなったあと、二人の子供を大切(だいじ)に大切に育てておりました。
 ところが或る年のこと、この村のお寺の鐘にヒビが入りましたので、村の人達に頼まれて新しく造り上げますと、どうしたわけか音がちっとも出ません。お父さんはそれを恥かしがって、或る夜、二人の兄妹を残して湖へ身を投げてしまいました。
 その時、この湖の水は一面に真黒く濁っていたのでした。そうして、ルルとミミのお父さんが身を投げると間もなく、湖はまたもとの通りに奇麗に澄み渡ってしまったのでした。

「途中省略」

ようようにお月様が沈んで、まぶしいお太陽様(てんとさま)が東の方からキラキラとお上りになりました。その時にはもう湖の水はもとの通り水晶のように澄み切っておりました。そうしてやがて……。
 シッカリと抱き合ったまま眠っているルルとミミの姿が、その奇麗な水の底から浮き上って来ました。
 ――可哀そうなルルとミミ……。


さてさて「青空文庫」さんの熱意には敬服しますが、これはテキストだけですよね。
これで読んだのでしょうか…。

読書とは、そんなものではないですよね。
私は、夢野久作の短篇は足を使い探し回りました。その思い出も含めて夢野なのです。

何でもすぐ手にはいるなんて、

--可哀そうな将来の子孫たちよ--





  

Posted by Kosho Liset at 16:54Comments(1)ご注文品

2010年11月06日

慈眼寺ガーデンマーケット 2010

古書リゼットにもフライヤーが届きました。











いよいよですね。



「日本の古本屋」のお客様には、今日、明日は私用のためお休みいたします。
どうぞ、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。




  

Posted by Kosho Liset at 12:05Comments(0)古本屋の視線

2010年11月05日

リゼット『おはなし会』のご案内

明日の「ほっと あたたかい おはなし会」のご案内です。


~堀口早枝子さんをお招きして~


日 時 11月6日(土)10:30~11:10

場 所  古書リゼット



慈眼寺郵便局さんの並び南高校へ約150メートル

【お問い合わせ】 古書リゼット TEL 099-210-2718
 谷山中央7丁目45-17  http://www3.synapse.ne.jp/liset/

 ※ 駐車場がありませんのでご注意下さい。
 ※ 当日は午前中までの営業です。           

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当日の午前中は、古書リゼットのショーケースに「ケイト・グリーナウェイ(Kate Greenaway) 」や「ウォルター・クレイン(Walter Crane)」などの貴重な絵本を展示いたします。

イギリスから連れてきました、約130年前の初版本でございます。
紙質や印刷の美しさを十分味わえると存じます。

約2時間だけの展示ではございますが、是非お越し下さい。

  


「Walter Crane」『Flowers from Shakespeare's Garden』1906年 初版





「Kate Greenaway」『The Queen of the Pirate Isle』 1886年 初版

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Posted by Kosho Liset at 10:13Comments(0)古本屋の視線

2010年11月02日

困った時は郷土誌が…

[書名] 鹿児島県史料 鎌田正純日記 一.二.三 3冊
[解説] 函背ヤケシミ有 本文美 A5
[著者] 鹿児島県歴史資料センター黎明館
[出版元] 鹿児島県
[価格] 秘密
[刊行年] 平成3
[お届け先] 青森県

薩摩藩家老「鎌田正純」の日記。
ご注文様は、鎌田正純の縁戚関係の子孫にあられるそうです。


ネット入力がおろそかになり、買い取りがないのがその理由ですが、夏からイベントも続き
『日本の古本屋』は、1万2千冊近く登録していたのが、1万冊まで減ってしまいました。
それは、売れたというよりも、売れないので登録抹消がおもな原因です。ハイ。


毎日の注文数が減ると、気も滅入るのですが、そんな時に鹿児島の郷土誌に注文があり、
本当に救われた気持ちにもなります。
とりあえず、12月末までの健康保険税、国民年金支払いはOK……です。


先週は、関西方面の大学から大きな段ボール1箱分の郷土誌にご注文があり、これを含め
ると、2ヶ月程度の経費が工面されたようで。

本当に、困った時の郷土誌様様です。


福岡古書籍商組合様の、非公開掲示板を拝見しますと、今年は4名の新規加入があったそ
うです。
そうなると、古本の市場が活性され元気も出ると思います。

鹿児島は、10年ぶり2名の新規加入という嬉しい年でしたが、まだまだ、鹿児島は古本屋が
腕をふるう場所はあります。
是非、若い方や第二の人生の仕事として、鹿児島古書籍商組合に加入いただきましたら、有
り難く思います。


古本屋稼業は「捨てる紙あれば拾う紙あり」ですよ。




  

Posted by Kosho Liset at 14:21Comments(0)ご注文品

2010年11月01日

セイタカアワダチソウの季節

[書名] 日本タケ科植物総目録
[解説] 函背端側ヤケ有 重版 A4
[著者] 鈴木貞雄
[出版元] 学習研究社
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和54
[お届け先] 東京都

セイタカアワダチソウを見ると、やっと秋が来たと。
一番好きな季節です。



竹といえば、宮之城町。
『バラ色の雲』さんのブログを拝見しましたが、ピクニックマーケットは楽しかったようですね。

http://roserose.chesuto.jp/



昨日の「時ノ喫茶店」は、たいへんな来場数で、『六花窯』さん「千人超えたかも…」と。
結局、六花窯さん、つばめ文庫さん、トロイメロイさんと駐車場係を交替しながらの一日でした。




娘は、『香煎』さんのお嬢さんと絵本を。4才で文字にも目がいってました。早いなぁ。
また、鹿児島文化研究所(木家)の理事長ご夫妻にお声掛けていただきました。
アタシが緊張しておりました。どんな会話をしたのかは秘密だそうです。




新聞にイベントの掲載もあって、お客さんの層が違っていました。
少し緊張もしましたが、意識の高い方々で、それぞれのお店に興味を持っていただきました。









娘と2階へ。児童書室には「エンデ全集」や「岩波少年文庫」「福音館科学の絵本」など。



300均、500均は喜んでいただけたようです。

いろいろな方と出会いがありまして、ドタバタながらも心から楽しめたイベントでした。
有り難うございました。

「時ノ喫茶店」写真集は、下記のブログでどうぞ。(六花窯さんです)

http://rikkagama.main.jp/





  

Posted by Kosho Liset at 11:45Comments(1)ご注文品