2009年12月16日

鹿児島の郷土誌

[書名] 鹿児島県史料 新納久仰雑譜 一 二 2冊
[解説] 二は函欠 付月報 A5
[著者] 鹿児島県歴史資料センター黎明館
[出版元] 鹿児島県
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和61
[冊数] 2冊揃
[お届け先] 愛媛県

薩摩藩家老「新納久仰」の日記資料。また、鹿児島の郷土誌を県外に渡してしまう。

鹿児島の郷土誌

是非書きたいことがあったのを忘れていました。

平成21年11月16日付南日本新聞3面の「論点」。
客員論説委員の永山修一先生が「歴史の多様性にこそ注目を」の題で書かれた事です。

廃藩置県で、鹿児島と宮崎との関係から鹿児島県本土と奄美の関係などありましたが、鹿児島
の歴史を、その多様性を単純化しているところがあるのではと、提言されました。

古本屋ごときが、永山先生に「よくぞ書いてくれました。スゴイ!!」と、声をあげるのは「余計なお世話」だと重々存じておりますが、鹿児島の歴史の見方に、意見を言う方が本当に少なかったと思います。
また、前回の論点には、鹿児島県の公式記録「鹿児島県史」の見直しが必要ではとも書かれておりました。

鹿児島の歴史については、その解釈はいろいろあっていいはずですし、学校の授業のせいなのか、何故か単一的になっているのが現状だと思います。
県外の古本屋から、「鹿児島は西郷さんエライで話しが終わってしまう」と言われた事がありますが、これこそが鹿児島の大きな問題だと思います。


鹿児島の郷土誌を、ほいほいと県外に売りさばく古本屋だけど、やはり、鹿児島は気になる。



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Posted by Kosho Liset at 05:56│Comments(0)ご注文品
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