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Posted by チェスト at

2009年11月18日

古本屋の視線

インフルエンザをもらい、昨日は病院へ。
もっとも古本屋ですので、インフルエンザも旧型でしたが。

今朝方は、薬のお陰で体が楽になり、店に降り(店舗付住宅なので通勤時間11秒)たけど、風邪の特権を思い出し仕事を休むことにした。

初めてのブログ参加で、実は「トラックバック」の意味さえ分からないのです。何でトラックがバックするのだろうか。
おいおい気がついたら修正なり追加します。



読書とは「人それぞれ」なのですが、新聞では、どうしても冊数といった数字で読書が語られてしまう。(著名な方の読書誘いの記事がその役目でしょうが)。つい先日のニュースに、図書館の貸し出しが増えており、1ヶ月で70冊以上読んだ人もいたと。
冊数しか調査できないのはしかたないが、もうちょっと違った書き方が出来ないのだろうかといつも思う。
それで思い出したが、1年少し前の南日本新聞の夕刊に、鹿児島市の図書館長が「図書館の本はタダですから、皆さんどんどん借りて読んでください」と書いてあって思わずのけぞってしまった。ここまで貸し出しPRするからにはたいしたモンですよ。同時期の朝刊に、鹿屋市の図書館長がとても魅力的で、示唆に富んだ文章を書かれていたので余計そう思った。



私の店で買った1冊を3ヶ月かけて読了した学生さんがいた。もちろん難しい本である。
1ヶ月で70冊読んだ人と、0.3冊読んだ学生さん。読書とは全く「人それぞれ」です。

しかし、2人の部屋の本棚には絶対の違いがある。何も残らない本棚と、1冊の素敵な本が1冊増えるこの差には古本屋は敏感である。
  

Posted by Kosho Liset at 16:40Comments(0)古本屋の視線

2009年11月18日

白洲正子

[書名] 花
[解説] カバ カバ少スレ有 重版 B5
[著者] 白洲正子
[出版元] 神無書房
[価格] 秘密
[当時の定価] 3950円
[刊行年] 平成2年第3刷 初版は昭和55年 

白洲正子の少し珍しい本。花と器の写真集。先月、情報誌「クラウド」さんの(http://www.crowd.ne.jp/)取材の時、選んだ本でした。価格はそこに
書いてありますよ。



今日、東京のお客様に。


白洲正子の書籍で、長く刊行されているのがこれですが。



初版は昭和32年。画像は昭和43年第7刷。今、新刊書店で見る装丁と、この
装丁と比べてどうでしょうか。
新刊書店さんに行って、見比べて下さい。

古本屋は、どうしてもこっちの装丁が良いと思ってしまうのですよ。
  

Posted by Kosho Liset at 10:43Comments(0)ご注文品

2009年11月18日

時々、驚きます

若いカップルが、おばあちゃんのものですと持ってこられた。
1970年中頃のレコードが40枚ほど。

趣味の良いレコードばかりで、鹿児島にこのような方がおられた事に感激する。
「カスリーン・フェリアーの芸術」は、これは私の愛蔵版にします。
いつか、(まともな)レコードプレイヤーを買おう。
後は、中世ルネサンスのレコード。大好きなダウランドの曲集とか。



しばらくは店で聴きますので、興味ある方は遊びにおいで下さい。  

Posted by Kosho Liset at 07:04Comments(0)古本買取日誌