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Posted by チェスト at

2009年12月12日

詩集

[書名] ベトナムの詩と歴史
[解説] 函 初版 B6
[著者] 川本邦衛
[出版元] 文藝春秋
[価格] 秘密
[刊行年] 昭和42
[お届け先] 静岡県



観光パンフのような装丁だけど、かなり詳細な内容の本。

音楽好きが、音楽の本を読むようになり読書の楽しさを知った。
クラシック音楽の評論は形容詞だらけで、しかし現代音楽の評論は面白く読んでいた。

ジャズ評論は凄みのある人が多く、「非時と廃墟そして鏡 間章ライナーノーツ 1972-1979」
を書いた「間章」の文章フレーズは今でも忘れられない。
大事に持っていたけど、古本屋を始めてすぐ売ってしまった。それから、県外の市場で一度
目にして落札したが、月末の健康保険支払いなどのため、これも販売してしまった。
鹿児島でこの本を持っておられる方に出会えるだろうか。

音楽を聴く事と、読書(行為)は似たところがあると思っている。
作家と受け手の関係で成り立つものだから。
特に詩集は、読者しだいで作品の価値が変わる。


そこらへんの事を、鹿児島のデザイン事務所、Juddさん(http://www.judd.jp/)のフリーペーパー紙
「JUDD」に少し書かせていただいたので、フリーペーパー紙を読んで下さい。

実は、作家や作品を考える事は=「(結論のない)自分探し」だと思っています。
「繰り返し」聴く、読むのは本当に楽しいものですよ。

そして、それに応えられる作品に出会うためにも…。
  

Posted by Kosho Liset at 08:12Comments(0)ご注文品