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Posted by チェスト at

2010年04月16日

大規模デジタル化時代と本の可能性

シンポジウム『滅亡か、復権か 大規模デジタル化時代と本の可能性』

勝手で恐縮ではございますが、下記の「かたつむりは電子図書館の夢を見るか」さんのブログを紹介させていただきます。当日の様子を全て書かれておられます。(スゴイ方ですね)

http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20100414/1271263392


出版社、取次、新刊書店、古本屋も含め考えるべき事が網羅されています。

是非、お読みください。



梱包、発送のドタバタ劇のため、今日は数回に分けてのブログでした。
読みにくくてゴメンナサイ。



  

Posted by Kosho Liset at 18:32Comments(1)古本屋の視線

2010年04月16日

全古書連大市会 三度

さてさて、アタシの番です。予定通りいかなかった愚痴は置いといて。

アタシが出品した分の落札金額(売上)と、入札による落札金額(仕入)は、ほぼ同額でした。
古本屋の市場は、交換会とも言います。まさしく本と本を交換した事になりました。


ドタバタした入札でしたが、古書リゼット好みを落札できたと思います。
しかしここからが問題で、落札した本の送料がおそらく10万円はなると思います。
それほどの冊数です。

しかし、5月からのイベントに、それに似合う本や紙切ればかりです。

数日もすれば、荷物が届きますので画像で紹介いたします。


この大市とは別に、業者(古本屋など)しか入れない本屋さんがあります。
そこに「つばめ文庫」さんと行きました。
彼もですが、アタシも久しぶりに沢山買いました。
テディ・ベア特集の雑誌とか、アールヌーボー関係の本など。


きっと、皆様に喜んでいただけると思います。






シンポジウムもありました。これが本当に素晴らしい会でした。

テーマ『滅亡か、復権か 大規模デジタル化時代と本の可能性』


さてさて、本の未来はどうなるのでしょうか。





  

Posted by Kosho Liset at 15:23Comments(0)古本買取日誌

2010年04月16日

全古書連大市会 大反省会

ユングの精神分析で、悪戯っ子的な「トリックスター」という存在がありますが、ヒヤヒヤするサーカスで突然現れるピエロ的な感じです。

相場というものは、そんな感じがします。



今回は、鹿児島関係が多数出ていました。
先日書きました「薩藩海軍史」も出品され、廣文館さんと「売値の○○円が落札金額でしょうね」と話し合ったのですが、なんのなんの、それよりウン千円も高い金額でした。

なのに、アタシの出品は名瀬じゃない何故なの。
トリックスターが頭の周りを回っているような。


廣文館さんは、鹿児島関係は1点でした。なかなか目にしない郷土誌です。その他、お好みのジャンルも。

「つばめ文庫」「夢の棚」さんの落札数は結構ありました。
それぞれ、好みの本でしたからアタシも嬉しかったですよ。

「夢の棚」さんの映画の本は、「へぇ、映画も好きだったんだ」と、彼の新たな面を本で発見出来ますし、
「つばめ文庫」さんの、階段にあった山のような本の落札動機は、聞くと納得しました。




熊本の古本屋さんが「落札の発声は、鹿児島の連呼だったね」と。
発声の数が多かったのは嬉しい事です。
これからは、落札した本の内容でしょうが、やはり古本屋は『場数を踏む』ことでしか進めないのです。
その意味では、いい経験が出来ました。



発声につきましては、下記の『日本の古本屋』のコラムにありました。

http://www.kosho.ne.jp/column/090507.html


古本屋は、人名なり書籍名から土地名と知っていないと、恥ずかしい経験を多々します。

(続く)




  

Posted by Kosho Liset at 13:59Comments(0)古本買取日誌

2010年04月16日

美女は離れなかった

ANAの機内誌「翼の王国」に、鹿島茂氏の『パリ古書街逍遥』が掲載されていましたので、飛行機に乗っている時間が短く感じられました。
ジョルジュ・ブラッサンス公園の古書市、クリニャンクールの蚤の市などの写真がいいですね。

鹿島氏の、古書知識と買いっぷりの凄さに圧倒されます。
全く、クレジット決済の心配や「ボーナスが吹っ飛んだ」とか、最後の一文『Evitez la belle(美女には近づくな・美女=良書)』は、本好きさんの気持ちそのものですね。





昨夜、東京の大市から帰ってきました。

同じカテゴリーの「つばめ文庫」「夢の棚」さんが書いてますが、私の場合、2日間のうち初日は各都道府県代表が集まる会議があり、翌日は11時から開封が始まるので、実質4時間程度しか入札の時間がありませんでした。(出品アイテムは6000点近いのです)

地下1階は、まさに、奈良時代から江戸時代は当たり前とウン百万、ウン千万の世界です。
ここは、目の保養アンド勉強の場として時間をかけて見学するのですが、今回はパス。
ただし、西郷隆盛の書幅は見ました(感想は言いません)


実は私が出品したもので、密かに「予定通りの金額で落札されたら、店の改装が賄える」と期待していたというよりも、切羽詰まった出品だったのが、『ボー(古本屋用語・取引不成立)』でした。

止札(これ以下では落札不可)の金額は、持ってけドロボー程度に低く書いたつもりなのですが…。

あぁ~、古書リゼットの経営に暗雲が。

一緒に参加していました、高見馬場の『古書廣文館』さんが「(売らずに)持っていなさいという事ですよ」と。


美女は離れなかった。

(続く)
  

Posted by Kosho Liset at 10:37Comments(0)古本買取日誌